DCCN について
DCCNとは Data Center Compute and Networking(データ センター コンピュート&ネットワーキング)の意味です。
DCCNは、Rapid IO協会にあるタスクグループであり、HPC(High Performance Compute 高性能計算)を実現させる為、RapidIOに基づくソリューションを
促進させるためのものです。
Rapid IO 協会ではRapid IO をインターコネクトファブリックとして使用する利点を強調し比較のためのプラットフォームをデモンストレーションしています。
                                   DCN概要
特徴
*低い遅延速度 19インチ 1Uラック
*スケーラビリティ
*P2P トポロジー
                      リアルパネル
                    電源ユニット
               ギガイーサネット &
                SRIOスイッチボード
            最大4枚のAMCサイト
               1xAMC93x製品
               3xAMC94x製品
         最大8スペース確保可能な
           2.5"リムーバルドライブ
           各AMCに2xSATA接続
 4 x AMCボード AM9xx  クアッドコアi7搭載 製品
   1 x AMC93x 製品がマスタとして動作し 3xAMC94x 製品がスレイブとして稼働。
 4 xSSD をローカルストレージとして追加
 Linux をインストール
 FIN-S(Fabric Interconnect Networking Software ファブリックインターコネクトネットワーキングソフトウエア) を
   インストールしHadoopを構成します。
   > FIN-S はシリアルラピッドIOファブリックトランスペアレントを作成
    > Hadoopはコアのクラスタをちょうどみるかたちになり、今回のケースでは16コア(32スレッド)となります。
   FIN-S のリンクはこちら
   
★ デモンストレーション目的として今回は、クラスタのモニタシステムとして有名なGangliaを使用
    新規ポイント  これまでとの違い
 ラックマウントサーバーでのプロセッサの通信に用いられる一般的な方法は、イーサネット、PCIエクスプレス、インフィニバンド あるいは公開されていない
   独占的なファブリックなど
 今回、シリアル ラピッドIO(より低いdeterministic 遅延時間(1us 以下))を使用する事でスケーラビリティは最大64K ノードとなりました。
★ FIN-Sを用いる事でLinux ベースのアプリケーションがシリアルラピッドIO以上のシームレスな動作を可能。
 今回、iperf を用いてネットワーク速度を測定したところ1800MB/sのスループットを実現しました。
   >1.8GB/s or 14.5Gbps に相当。
   >より高い帯域幅によって、さらに多くのレーンと複雑なバックプレーンが可能
   >なお、帯域幅はわれわれの主目的ではありません。
★ [用途・アプリケーション] 対象は 低遅延が保証されたスケーラビリティマッチを必要とするアプリケーションです。
  [4G LTE 基地局への付加]
  4G が100%のワイヤレス基地局の場合、ラピッドIOがベースであり、DCCN ボックス上の外部ラピッドIOインタフェース経由して
   ローカルサーバークラスプロセッシングに直接、接続可能
  [リアルタイムイメージ分析、決定システム]
  ラピッドIOを使用するディフェンスマーケットではFPGAデータプロセッシングとINTEL CPUベースストレージ間で、HPC(High Performance Conputing 
  高性能計算)の決定の為に接続します。
    コレは製品ですか?
 いいえ。DCCN ボックスは、技術のデモンストレーションが主目的であり、コンカレントテクノロジー社の製品として販売していません。
 我々は、AM 9xxモジュール製品( あるいは最新型名 AM C1x) とFIN-Sソフトウエアを販売。お客様が、ご自身で用意された
   ラピッドIOスイッチと適当な筐体でくみ上げられるお手伝いをします。
 そのひとつとしてMicro TCA 筐体は ラピッドIO に適しています。
 HPCシステムを構築する誰もがHadoop の存在やクラスタを制作し管理するためのツールに気づいておられる事でしょう。
    まとめ
 今回のデモンストレーションにより、我々はHPEC(High Performance Embedded Compute ハイパフォーマンス組込計算)とラピッドIOコミュニティの
   中で我々の認知度を高めることができました。
 我々のAMC製品群により、ニッチな用途での可能性が広がる事に期待します。
 最後に
  これらのアプリケーションは組込コンピューティングに該当するものです。
  決して、単に価格重視の民生用サーバーを意図しているものではないことをご理解ください。

アスコット株式会社